衛星通信システムをハッキングして「無線周波数攻撃が可能だ」とハッカーが警告 - GIGAZINE

「地上の軍事基地で衛星アンテナを利用するためにも、ソフトウェアによって角度や向きを制御するシステムが利用されています。ハッカーはそのシステムやソフトウェアの脆弱性を突き、アンテナを介してやり取りされる情報を傍受したり、接続されたデバイスにさらなるハッキング攻撃を仕掛けたりできる・・・ハッカーは衛星アンテナを利用した「サイバー物理攻撃」も可能だとサンタマルタ氏は指摘。アンテナの位置を思うがままに動かし、アンテナから送信する無線周波数出力を高出力に設定することで、「高強度無線周波数(HIRF)攻撃」が可能になるとも主張しており、「衛星通信デバイスは、電子レンジとほぼ同じ原理で作動する無線周波数攻撃の武器に利用できます」と述べました。HIRF攻撃は人間に対しては物理的な損傷を負わせられないかもしれませんが、ターゲットの電気系統に物理的な被害を与えることができる」らしい。