小型衛星700個で地球すっぽり、空から高速インターネット実現へ

「製造するのは重量が150kg以下の低コストの小型衛星。エアバスDSが最初の10個を仏トゥールーズの工場で設計製造し、その後、場所は明らかにしていないものの、米国内の専用工場で日量最大4個の割合で量産する。ワンウェブ創業者のグレッグ・ワイラーCEOによれば、プロジェクトにかかる費用は15億ドルから20億ドルとしている。低軌道のため、高い通信性能が確保できる利点があるという。地上には低コストのターミナル装置を置き、衛星通信に使うKuバンドの周波数帯域で衛星と情報をやりとりする。このターミナル装置を利用し、周辺地域や空の上でLTE、3G、Wi-Fiでのインターネット接続が可能になる」らしい。