萩原栄幸が斬る! IT時事刻々:Android OSから見たセキュリティ対策ソフトの制約 (1/2) - ITmedia エンタープライズ

Android Market上の無料アプリケーション980個のパーミッションの利用率を調査した結果が発表された。その中でアプリケーションの利用でどうにも不要と思われるパーミッションが多数発見されている・・・電話帳の中身を読み取るもの11%、位置情報を読み取るもの27%、スマートフォンの電話番号やSIM情報を読み取るものは58%にも上っているのだ。また新聞には掲載されていないがスマートフォン起動時にアプリケーションを自動起動しているものも12.4%もあり、実に不気味な状況となっている・・・パーミッションの機能の果たす役割や影響を、アプリケーション制作会社や制作者本人も意識していないという状況となっているのだ。彼らの中には、契約した広告会社のプログラムの特性を知らないままアプリケーション作成時に組み込むケースが多くみられ、アプリケーションの趣旨と表示されるパーミッションのギャップが生じてしまい、ユーザーに不審や不安を与えている実態がある・・・専門家の素人化というのはちょっと言い過ぎかもしれないがそういう状況が今の現実」らしい。何処も同じか・・・。