Nota Bene | Eugene Kaspersky Official Blog in Japanese

「では、報道の内容が本当であったと仮定しよう。ロシア人ハッカーたちが当社のユーザーのPCにインストールされた当社製品の脆弱性を突き、国家安全を担当する政府機関がそのことを知っていたのなら、なぜ当社へご一報いただけなかったのだろうか?深刻度の高いバグの場合、当社では数時間でパッチをリリースしている。その脆弱性を当社へ報告することで、世界を少しばかり安全なものにしてもよいではないか?報告しないことを倫理的に正当化する理由が、私には思いつかない」らしい。全く、その通りではあるが、もともと信頼関係が成立していないので、なんとも言えない。