ロシア、米国の偵察衛星「ラクロス」の撮影に成功していた 米科学者連盟が発表 | 宇宙技術・天体 - sorae.jp

「公開された写真は、ロシアのアルタイ地方にある、G.S.チトーフ・アルタイ光学レーザー・センターが運用する60cm補償光学望遠鏡によって、2005年から2010年にかけて撮影されたもので、全5機のラクロスのうち、1号機を除く、2号機から5号機までの姿が写っている。これまでラクロスは、大きな皿のような展開式アンテナを持っていると推察されており、米国の宇宙・軍事などに関するシンクタンク「グローバルセキュリティー」も、その説に基づいた想像図を発表していた。今回、ロシアが撮影した写真によって、2号機から4号機までは確かに巨大な皿のようなアンテナを持っていることが確認でき、グローバルセキュリティーの推測が正しいことが裏付けられた。その一方で、5号機には皿状のアンテナの代わりに、板状の平面アンテナが搭載されていることが判明した」らしい。