世界最大の望遠鏡に日本の技術 相模原・オハラ「ゼロ膨張ガラス」 宇宙誕生直後の天体を観測(1/2ページ) - 産経ニュース

「ゼロ膨張ガラスの開発は25年ほど前から始め、製法の確立に約2年を要した。ゼロ膨張ガラス「クリアセラム」は温度が上昇した場合に収縮する結晶を配合。ガラスによる膨張が結晶による収縮で相殺され、熱による変形を防ぐことに成功した。温度が10度上がっても長さ5キロのクリアセラムが1ミリしか伸びないほどの精度だ。オハラは同山に11年に設置された日本の「すばる望遠鏡」では、米企業に主鏡(直径8.2メートル)の受注を奪われた経緯があり、今回の採用で雪辱を果たした」らしい。