JAXA | 国際宇宙ステーションでのタンパク質結晶生成実験結果から、世界で初めて、多剤耐性菌・歯周病菌の生育に重要なファミリーS46ペプチダーゼに属する酵素の立体構造および基質認識機構を解明  新たな抗菌薬開発に期待

「世界初となるDAP BIIの立体構造を明らかにしました。その立体構造はこれまでに知られていない全く新規の構造を持っていました。また、阻害剤の開発には、酵素と化合物との相互作用を知ることが大変重要ですが、その相互作用の解明に重要な、分解産物とDAP BIIとの複合体の構造を得ることにも成功・・・今後は、今回の成果をもとに、多剤耐性菌等の病原性細菌に効果のある阻害剤の設計及び化合物スクリーニングを通じて、新規抗菌薬の開発を目指す予定」らしい。