目指すは「アジアのインフラ」 日本版GPS、成功の条件  :日本経済新聞

準天頂衛星システムによる超高精度測位の実用化で恩恵を受ける分野は多い。農業や海洋、土木、防災、測量といった産業分野である。実は、これらの分野では、既存のGPSを用いた数cm単位の精密測位の技術が以前から存在している。例えば、「ネットワークRTK-GPS」と呼ばれる技術だ。準天頂衛星システムは、こうした既存技術を低コストにできる可能性を秘めている・・・この準天頂衛星の取り組みは、測位に関わる別の副産物も生み出した。準天頂衛星システムの開発過程でJAXAや測位衛生技術などが開発した「IMES(indoor messaging system)」と呼ばれる技術だ・・・現在、普及促進団体「IMESコンソーシアム」が国際化に向けた活動を進めており、ショッピング施設などでの実証実験が本格化した段階である・・・数年後に迫った新しい測位環境に向けて、応用分野の開拓と共に中長期を見据えた研究者の育成にも注力する必要がありそう」らしい。良く纏まっていると思うけど、成功の条件では無いような・・・。