【レポート】「しんかい6500」を超えた!? - 中国の有人潜水船「蛟竜」を読み解く | エンタープライズ | マイナビニュース

良い記事だ。「蛟竜は、ロシアの技術の全面的なバックアップを受けて開発されました。それは、見た目にそのまま現れています・・・ロシアからの技術供与を受けて国内で製造した部品も含めての60%ではないでしょうか・・・溶接部分が多いと、歪みが増えます。だから、できるだけ溶接部分を減らしたいわけですが、その技術が中国にはまだなかったのだと思います・・・中国も、浮力材ではかなり苦労したみたいで、欧米の浮力材メーカーが「7000mでも大丈夫だ」と保証したので、それを使っているようです・・・工業力というよりも、設計力が世界レベルに追いついたと言えるのかもしれません。部品は標準品を買ってくればいいわけです。ただ、輸出規制で特殊な油圧サーボ弁が手に入らず、いろいろな技術を組み合わせて、同等の機能を持った弁を開発するといったこともあったようです・・・有人潜水船を本当に活かすのは、開発サイドではなく、むしろユーザーサイドです。ですから、彼らが「ぜひ欲しい」と大きな声で言ってくれれば良いのですが、「11000mまで欲しいね」と口では言うものの、それ以上のことは言ってくれなくて…。予算とか先立つものを言う以前に、日本全体に、覇気がなくなってきている気がします」らしい。覇気が無い。それは何処の業界も一緒だね・・・。