宇宙基本法の成立を妨害する官僚たち - 技術経営戦略考 - Tech-On!

「現状ではJAXA文部科学省の一つの局である「研究開発局」の傘下にあり、以前は総理府にあった宇宙開発委員会は「JAXAの活動しか議論できない」ようになっています。つまり、宇宙行政の一番大きな実施部隊であるJAXAと宇宙開発委員会は、文部科学省の所管である「研究開発」しかできなくなっているのです。この状況を変えるのが宇宙基本法です・・・この内容を知り、文部科学省の方々は、自分たちの権益を守るために宇宙基本法を中傷するような情報を流したとしか私には思えません。私たちの法律が成立すれば、2000億円近いJAXAの予算は内閣府の宇宙局が持つことになり、文部科学省には予算の権限がなくなります。さらに、現在JAXAの理事9名のうち2名は文部科学省OBとなっていますが、新しい宇宙基本法では、JAXAには中央官庁からの天下りはできないようにしています・・・聞くところによると文部科学省の方たちは、共産党社会民主党の国会議員に直接説明を始めているということです。官庁の方たちが特定野党の人たちに、自ら進んで説明をして歩くなどというのは、普通はあり得ないこと。私の知る範囲では初めてのケースです」らしい。うーむ、必見かも。