今日のはやぶさ

 なんか、素直にご苦労さまでしたって感じです。

はやぶさの報道について思う

 bloggerの反応を見ている限り、はやぶさに対する好感度(ワクワク度)は非常に高かったと感じた。読売新聞や松浦氏のblogのアクセス数(JAXAは1日で2300万件、松浦氏blog1日で11万4000件)を考えても驚異的な数字なんでは無いかと思う。つまり、国民が知りたいと思う情報なんでは無いかと思う。が、しかし、マスコミに大々的に取り上げられた雰囲気は無かった。(実際、早食い競争、相撲や韓流などにことごとく負け、中国の宇宙開発の方が取り上げ方が多かったようだ。)正直、はやぶさがマスコミに取り上げられないことについて、何が悪いのか理解に苦しむ。また、毎日新聞の社説にあったような「JAXAの国民へのアピールの仕方はもうひとつだった」というのも微妙って感じがする。理由は簡単だ。松浦氏のblogが証明している。JAXAは再三にわたり記者会見を行っており、松浦氏blogから得られた情報見ているだけでワクワクした。JAXAホームページにもない情報が松浦氏blogから大量に発信されたではないか?特に笑わせてくれるのはこの部分。

[東京事務所から女性の声で「探査機はやかわ(?!)が、イトカワに着陸したことについて、もうちょっと情景描写ができる説明を…」という質問。的川教授「…サンプル採取の手順はご存知ですか」「いえ、あんまり知らないんですが」、東京事務所の司会が「こちらのほうで説明します」とさえぎる]

どこの記者か分からんが、こんな状態で記者会見中質問をしてくるのだ。これではストヤノフ事件と同じだ。詳細は下のリンクから探してね。こんな状態でJAXAにアピールが足りなって言う理由が分からん。

ま、そんなヨタ話はよしとして、どういうところがマズいのか?どうすれば良い方向へ行くのか教えてくれ!

  • 理系白書ブログ: はやぶさ大金星
    「夕刊で大きいニュースが起きるのは、痛し痒しである。一つには夕刊の購読者が減っているので、ウェブ以外では読んでもらえないこと。一つには、じっくり取材する余裕が限られることだ」らしい。なんか、微妙。逆を返すと余裕が無いから夕刊は売れないともとれる。余裕がなければ、朝早くに起きろとも言える。ただ、毎日早く起きるわけにもいかないだろうから、ここぞって時には早くから起きて下準備をすればよいのではないだろうか?理系の記者ならばそれ位理解できるだろう。そう言った記事に対する嗅覚が無ければ仕事を変えた方がよい。
  • ごんざぶログ: はやぶさ ここ掘れワンワン
    「日中の用事の合間には、1章だけ読んで積ん読になっていた、火星探査機「のぞみ」のドキュメンタリー「恐るべき旅路」(松浦晋也 著)を読んでいました。2章まで読めました。「はやぶさ」でマネージャーをしている川口教授が、助教授だった「のぞみ」の開発当時、軌道設計で大活躍をするくだりです。そこから、いま進行している「はやぶさ」へのつながりを感じ、じんときました」らしい。
  • 野菊のハッカー:JAXAのおじさんたち、よくやった。
    「成功を報じる読売夕刊一面をニコニコしながら眺めていた俺は、夕方のテレビニュースならJAXAの映像くらいやるだろうと思ってTBSのニュース番組をみていた。ええ、放送はしましたよ確かに。十数秒のトピックス扱いで。しかもその直後、中国の宇宙飛行士を称える会の方を長々と取り上げるというわざとやってるとしか思えない編成で」らしい。
  • ASTRO CALENDAR
    「「成功なのか、それとも失敗なのか」とメディアも短絡的なコメントを求めますが、ランデブーしつつ、科学的な計測のほか、写真の電送まであり、画期的なできごとです。まだ地球への帰還という、大きなハードルが残されてはいますが、とにかくスタッフのみなさんにはお祝いを述べたい気持ちです。それより、けなげな渡り鳥には「道中、気をつけて帰っておいで」と声をかけてあげたいですね」らしい。
  • HANG-BAYの日記 - 第14日目
    「事前知識の全く無かったオレは、わりと世界初の偉業だらけだったと今更知ってビックリ。かなり興奮してJAXAのストリーミングカメラにかじりついた。恐らく降下の様子をリアルタイムで見物できると意気込んでいたが、実際は管制室の様子をライブで伝えるというだけで、絵的には超絶に退屈なものだった。しかしこのプロジェクト、やってることは野心的にもかかわらず驚くほど世間には知られておらず、また驚くほどの低予算だった。月を除く天体に着陸し、離陸して地球に帰還するのはマジ世界初らしいんだが、全然知られてないのが笑う」らしい。
  • そんなnewsは犬も喰わない: なぜリポDなのか
    JAXAが今回用意した以上のことはあんたたちマスコミの仕事じゃねーの?と思う。大体あれだけわかりやすく馬鹿でもわかるように資料用意してくれてるのにトンチンカンな質問しているってことはマスコミ記者がどんだけまあアレか、ってことでさ、「わからないのはJAXAのアピールが足りないせいだからだ」ってのはどうかね」らしい。毎日新聞の元村記者に喧嘩うってるよ。
  • 日々雑感:Digital Notebook for Impressions
    「 まぁ、実験が失敗するたびに「幾らの税金が無駄に・・・」みたいな報道していたら、そりゃ予算の確保も難しくなるでしょう。科学に失敗はつきもので、失敗なくして成功もないんですが、そんなことを、一般の人は、そんなに知らないはずがないと思うんですが、現実は厳しいのでしょうか。やっぱり、下らん世論操作をするマスコミが悪いのか?」らしい。
  • ジロッカーの世界征服計画:見事だ!
    「久々に、ちょっとワクワクするサイエンスネタだったが、まだ成功が決定したわけではない。地球に戻って来ると言う大きな課題が残されている。ちゃんと戻ってきたら、2年後の総理大臣に「見事だ!」と言ってもらいたいね。」らしい。

新華通信ネットジャパン:「神舟6号」有人宇宙飛行代表団が香港到着、熱烈な歓迎を受ける

「代表団一行が入国ロビーを出ると、早くから待っていた千人近くの市民や学生が「宇宙飛行の英雄を熱烈歓迎する」というスローガンを掲げ、国旗と行政区旗を振りながら、歓呼の声を上げていた」らしい。韓流スターよりも集まったんですかねぇ?

産総研:ガラパゴス諸島、シエラ・ネグラ火山噴火の衛星画像の解析結果を公開

「噴出した溶岩の分布を把握するためには上空からの観測が最適であるが、遠隔地においては航空機による観測が難しく危険も伴う。しかし、衛星観測を用いれば遠隔地においても安全に画像を取得することができる」らしい。確かに安全だ。

航空乗務員の宇宙線被ばく量、管理目標値を設定 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

「作業部会では乗務員の年間最大乗務時間(900〜960時間)や、1000時間乗務時の最大被ばく線量(約5ミリ・シーベルト)を考慮し、年間5ミリ・シーベルトを目標値とした」らしい。これからは飛行機の機体が宇宙線シールド仕様になったほうが良いね。

亜洲衛星:ASIA SAT2号の保険打ち切りへ 2005/11/28(月) 17:46:55 [中国情報局]

「亜洲衛星(アジアサテライト)、1135]は25日、ASIA SAT2号に掛けていた人工衛星保険を打ち切ると発表した。保険料の高騰、及び制約が厳しいことを理由に挙げている」らしい。ま、同型種の故障が相次いでいるのならば仕方あるまい。

火星への有人飛行、自給自足とリサイクルで

「宇宙飛行士の中には、尿を飲料水に変えることに嫌悪を感じる者もいる。だが、地球の水処理システムはすでに同じことを行なっているとクローリス氏は指摘」らしい。そう言うお前は飲むのかクラリス

高木浩光@自宅の日記 - ウイルスバスター2006はトレンドマイクロの定義で言うところのスパイウェアである

意外にコレも知られてないんで、念のため載せとく。11/27とかの情報も凄いっす。と言うか、犯罪っぽくなってきた。暗号化されたサーバ情報とか、社内情報も抜かれちゃうってことね。2006をインストールしているのはバカってことね。