NECとJAXA、スペクトラム拡散通信方式採用の通信衛星向けコマンド受信機を開発 | マイナビニュース

「今回、NECJAXAは、JAXAが開発したマルチモード統合トランスポンダの設計を基に、周波数検出の時間短縮を可能とするスペクトラム拡散符号検出アルゴリズムを複数考案した。これらを計算機シミュレーションや試作検証によりひとつに絞り込み、設計パラメータの最適化を行うことで、従来方式の50倍以上(17dB以上)の電波干渉波や電波妨害波の信号強度に耐えられる性能への向上と、同程度の初期捕捉時間(平均5秒以下)を両立することに成功した。これにより、従来よりも通信障害の発生頻度が低く、負担の少ない衛星運用が可能となる」らしい。