「はやぶさ」に続け 世界最大の天体観測プロジェクトに日本の技術が挑む (1/3ページ) - MSN産経ニュース

三菱電機は2005(平成17)年から設計を始め、1台あたりの設計図は8千枚にも及んだ。百トンもの巨大アンテナが1度の6千分の1という角度で動き、大阪市内に置いた1円玉を東京から判別可能という過去最高レベルの精度だけに、製造を指揮する同社通信機製作所(兵庫県尼崎市)の大島丈治・観測システム課長(43)は「気が遠くなった」と振り返る・・・試算の結果、口径12メートルのアンテナ表面全体で完成時に許されるひずみ(凹凸の差)は、髪の毛の太さの四分の一程度という25マイクロメートル(1マイクロメートルは0・001ミリ)と判明・・・アンテナ1基に1人の職人がつき、丹念に調整しながら完成させる」らしい。こう言う物は意外と成果が見えにくいからなー。