「Street View」車両によるWi-Fiデータ収集問題で、第三者機関が報告書を作成 - CNET Japan

「決定的な証拠は見つからなかったが、Googleの嫌疑を晴らすものにもならなかった・・・この報告書の作成を依頼し、調査費用も負担している・・・暗号化された無線ネットワークから集めたデータは破棄するものの、そうでないネットワークから集まったデータは記録するように設定されていたことが確認されている・・・無線アクセスポイントの情報を記録していた。ただしGoogleのソフトウェアはさらに踏み込み、SSIDMACアドレスのデータだけでなく、「ペイロード」データ、つまりユーザーの実際のデータの断片を、ハードディスクに保存していた・・・この分析により、通信の内容を組織的に傍受して記録する意図がGoogleにあったことが、合理的疑いの余地なく証明された。同社はこのシステムが利用された30の法的地域ほぼすべてで刑事訴追されるおそれがある・・・今回の報告書は、過去に例を見ないほどデータ収集にどん欲な企業の1つであるGoogleが、公共の空間でやりとりされているパスワードで保護されていない無線データであれば、自社のアルゴリズムで分析してもかまわないと考えていたのではないか」らしい。やはり、巨人化してしまったんだよね。