日仏の宇宙機関、衛星用半導体を共同開発へ…米独占に風穴 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

「この半導体部品は、FPGAと呼ばれる大規模集積回路(LSI)の一種。衛星には不可欠の部品で、陸域観測衛星「だいち」には100個以上を搭載している。最新タイプで価格が1個200万円前後。宇宙の用途としては年間150億円規模の市場だが、米国の半導体メーカーが実質的に独占している・・・日本からすれば、調達に時間がかかる上、故障しても技術情報が開示されないなど難点があった。このため自前での調達をめざす日仏の思惑が一致。部品製造の信頼性を求める仏側は日本の高い技術力を評価し、日本側は、衛星開発の活発な欧州市場への足がかりにしたい考え・・・日本側が半導体チップの製造などハードウエアを、フランス側が、既に特許を持つソフトウエアを主に担当」らしい。期待しちゃいますね。