成立した宇宙基本法(3) (nikkeiBP on Yahoo!ニュース)

「今後の政治家の予算に対する態度によっては、宇宙を日本の政策の中に位置付ける意味を持った宇宙基本法を制定した結果、日本の宇宙開発が壊滅するということも起きうる・・・防衛省には、今まで保有・運用したことがない衛星のような宇宙関係の機材を新たに装備として抱え込むことに対するとまどいが存在する。防衛省には、宇宙関連技術の知識を持ち、計画をマネジメントできる人材がほとんどいない・・・部品レベルでのメーカーの撤退も続いており、部品からシステムまでがそろった、産業としての足腰をどこまで維持できるかも怪しいのが現状・・・航空宇宙工業会は、それがまとまった額になるなら、既存の宇宙開発が縮小しても構わないとまで言ってしまっているわけだ。今までの積み上げがどうなってもいい、というところまで追い込まれている・・・かなりの部分は、宇宙基本法を制定した政治家達が、きちんと勉強し、先を読み、正しい選択をして、継続的にこの分野にコミットし続けるかにかかっている」らしい。