今日のはやぶさ

 ミネルバのその後の状況が報告されている。ミネルバイトカワそのものには着地していないが、必要な情報をはやぶさへ送信していることが判明。また、ミネルバによる「はやぶさ」の一部&「はやぶさ」によるミネルバらしき光?が撮影されると言った素晴らしい出来事が展開中だ。ミネルバの寿命がイトカワの輻射熱によるもので左右される(コンデンサの寿命)と言ったコメントがあったことを考えると、現状の方がミネルバの寿命が延びる可能性もあるのでは無いかと、ひっそりと期待しちゃったりしている。(俺は!)つまり、不幸中の幸い的な?しかし、ミネルバがどこかへ隠れてしまった模様。残念。

  • 松浦晋也のL/D: 「はやぶさリンク」:リアクション・ホイールに見る問題点
    「Ithaco社製が選択された最大の理由は価格。具体的な価格までは不明だが、約2倍の価格差があったらしい。これは日本の宇宙開発が抱える大きな問題点だ。火星探査機「のぞみ」失敗の原因の一つであるラッチング・バルブ(米ムーグ社製)や、このリアクション・ホイールのように、地味だが不可欠な部品を国内で供給できないか、できても高価になってしまうのである」らしい。そう、問題は価格と品質のバランスだ!でね、仕様要求をしっかり、書ける技術力が必要なんだよね。追記:コメント欄にも書き込みが多いのでコメントも読んでおく必要があると思う。頓珍漢ほど書き込みが多いのはなぜだとおもう今日この頃。寂しくて誰かにかまって貰いたいのか?一緒にサッカー観に行くか?
  • JAXA:分離後の「ミネルバ」が「はやぶさ」を撮影
    「18時間継続して安定に確保され、この間、「ミネルバ」の内部の温度や、電源電圧、探査ロボットの姿勢を示すフォトダイオード(簡易太陽センサ)の出力などを探査機に送信し、「はやぶさ」を経由して地上に送信することに成功しています。(資料−5)得られたデータのうち温度データは分離後もなお上昇しており、イトカワ表面からの熱輻射を受けていたためと考えられ、科学的にも意味のある計測ができた可能性があります」らしい。つまり、失敗ではなく100%では無いがある程度の目標は達成しているってことになるかも。
  • YMコラム:「はやぶさ」Now(11月14日朝のレポート)
    「「ミネルバ」による表面探査は、全体から見れば、アメリカが提供するはずだったミニローバーが、予算がないため撤退した後を受けて登場した「おまけのピンチヒッター」だったとはいえ、多くの人の苦労がしみこんだ芸術的な作品でした。今は、工学的に一定の成果をあげたことを喜ぶべきなのでしょう。着地を第一に考えれば何とかなったでしょうが、今回のオペレーションとしては、「はやぶさ」本体の危機を守るために「ミネルバ」はその小さな体を張ったという点もあるのでしょうね」らしい。
  • 松浦晋也のL/D: 「はやぶさリンク」:ミネルヴァについて考える
    絶対に必見だ!宇宙にほんの少しでも興味がある人は読むべきだ。そして日本の宇宙開発について考えるべきだ。つまり、「行けるかどうかも分からぬところへ行き、できるかどうかも分からぬ探査を行い、帰ってこれるかどうかも分からないのにサンプルを採取して帰還しようとしている??そのことに私は単純に、わくわくしている。前にも書いたが、そこはテラ・インコグニタ(未踏の大地)なのだ」ってーことだ。そう言うミッションを日本がしているんだ。
  • 猫の視線:ミネルバは見た!
    「ここは神風が吹くことを祈りつつこれから予定されているミッションが成功することを願う今日この頃」らしい。
  • 11/13 眠れない夜-sachappy*
    「ひとつは 昨日も書いた探査ロボットの行方。実は 学部の時の卒論がその探査ロボットの2号機に関連していて先生と助手さんたちには ものすごくお世話になったんです。私なんて。。プロジェクトの方々から見たら単なるアホ学生なんですけど、(思い出したくないくらい卒論の出来も超最悪だったので)完全に人事とは思えなくって。。」らしい。そうやってミネルバ2ができるのかもよ。